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株式投資の基本心得
チャートの当たる確率は五割です。決してチャートを過信してはいけません。皆に知られた戦術はもはや一顧の役にも立たないのです。
デイトレ(日計り)を主体に売買している人がいますが、デイトレは基本的においてやるべきではありません。当たったときの儲けは薄く、損をした時は大きくなります。
ナンピンは決してしてはいけません。株は銘柄によっては一度シコルと十年二十年抱かされる場合もあります。売り上がり買い下がりのナンピンは決してしてはいけません。
株の基本原則は、売り、買い、休みです。買いばかりの人もカラ売りばかりの人も間違っています。
板情報は大手証券がもっとも利用する策略の一つです。不意に売り玉や買い玉を沢山だして、これを見せ玉というのですが、売りをそそのかしたり買いをそそのかしたりします。本当に株が欲しいときはこそっと集めるのが常識で、沢山の玉を見せるときはたいてい買いや売りをそそのかす時です。
しかし、本当に株を上げたいときや、下げたいときにもそういった手を使う場合もあるので、やはり、板情報は、五分五分の目で見るほうがいいでしょう。
株式市場というものは、少数派が多数派を食うという特異な市場であることを常に意識しなければなりません。特に大証での取引は気をつけなければなりません。なぜなら、大証ではすぐに、買い注文や売り注文に、注や特をつけて動きをストップさせるので売買玉が読みやすく、大手のディラーにはこんな都合の良いシステムはありません。だから私はよほどの事がないかぎり大証での商いはしないことにしています。
株式売買でもっとも注意しなければならないのは売買する株数です。一日の出来高が十万株にも満たないのに、五千株や一万株を商いすることです。そんな場合は多分、買った場合は下げられ、売った場合は上げられるのがオチです。
自分がターゲットにされないためにも、注文する株数は極力、控えめにすることが肝心です。
底値感のする株を買ってはいけません。反対に天井感のする株を売ってもいけません。底値感のする株は多数の人間が買ったりするので多数派が負けるという論理からすると、ますます下がっていく可能性があります。反対に天井感のする株は多数が売ってくるので、ますます上がっていく可能性があります。
出来高で天井、底値を判断することは避けねばなりません。株が急騰してすごい出来高だったからといって天井をつけるとは限らないし、反対に出来高を伴って下がったからといって底値をつけるとは限りません。そういう場合もあるし、そうでない場合もあるので、いつもスタンスは五分にすることです。
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