株の裏

株というのは最もタチの悪いイカサマ博打で、全てが証券会社・外資による操作! 基本は、一般投資家が買えば株価を下げ、売れば上げるで、このあたりのことは主に始めの方の記事に書いています。

クルーグマン:『実に恐ろしい事態』

暗いニュースリンク 8/12より転載
実に恐ろしい事態
by ポール・クルーグマン:ニューヨークタイムズ紙2007年8月10日付コラム

1998年9月、超巨大ヘッジファンドL.T.C.Mの崩壊により、現在発生中の事例と様々な点で良く似た金融市場の大暴落が引き起こされた。98年の危機の際、私はFRB上層部による非公開の説明会に参加していたが、彼らは市場について悲観的な意見を述べていた。「我々に何ができるだろう?」参加者の1人が問いかけた。「祈ることだ」連邦政府職員は言った。

我々の祈りは通じた。FRBはL.T.C.M救済に乗り出し、当時の財務省長官ロバート・ルービンとFRB議長アラン・グリーンスパンは、投資家たちに安心するよう請け負った。そして混乱は沈静化した。

昨日、ブッシュ大統領は、MBA(経営学修士)仕込みの専門用語をひけらかしながら、同じように市場を安心させようとした。しかし、ブッシュ氏は、いわば、少々信頼性に欠けたようだ。一方で、別の誰かがそれをできるかといえば、判然としない。現在、我々は救済者不足で非常に苦しんでいる。非常に悪いことに、我々はそうした救済者がぜひとも必要な事態に陥りつつある。

金融市場でここ数日間発生している事態は、まさに金融経済学者を恐怖させている。流動性は尽きた。市場では、特に住宅ローンに裏打ちされた金融商品は、常に取引が行われているはずなのだが、それが買い手がいないために停止しているのだ。

これはちょっとした恐怖では収まらないかもしれない。最悪の場合、焦げ付きの連鎖を引き起こすかもしれないのだ。

現在の危機的事態は、過去数年間における経済的愚行に端を発しており、思い返せばドットコム熱と同じくらい不合理さに満ちている。住宅バブルは理由の一部に過ぎない。総じて、国民はまるでリスクがなくなったかのように振舞い始めていたのだ。

現在では、サブプライム融資の急増については誰でもご存知だろう。それにより国民は通常の財政的適格制限なしで住宅購入が可能になり、またそうしたローンは投資家の有価証券を購入する意欲の元になっていた。しかし、投資家は高利回りの企業債務−別名ジャンク債にも飛びつき、それがジャンク債のスプレッドを拡大させ、米国債の記録的な安値をもたらしたのだ。それによりジャンク債と米国債間のスプレッドは記録的水準まで低下した。

そこに現実が押し寄せた−突然ではないが、ダメージはじわじわとやってきた。まず、住宅バブルがはじけた。次に、サブプライムが崩壊した。そして、投資家のジャンク債に対する緊張感が増した。2ヶ月前、評価B社債の利回りは国債と比較して2.45%高いだけだった。今では、その差は4%を越える。

サブプライムが崩壊したせいで、投資銀行ペア・スターンズの運用する二つのヘッジファンドがつい最近倒産し、投資家を狼狽させた。それ以来、市場は躁鬱状態に陥り、ダウ・ジョーンズ工業株価平均で3桁の利益もしくは損失という状態が、ここ2週間では例外というよりも標準になってしまっている。

フランスの銀行BNPパリバは、同社の抱える3つのファンド運用を一時停止すると昨日発表したが、どちらかといえば、不吉の前兆である。銀行側は運用停止が必要な理由として、「一定の市場区分で流動性が完全消滅」したのが原因と説明した。つまり、買い手がいないというわけだ。

流動性が尽きると、私が言ったように、焦げ付きの連鎖を引き起こす恐れがある。金融機関Aが不動産担保証券を売れなくなり、別の金融機関Bに負う支払いに必要な現金を用意できなくなると、金融機関Bも金融機関Cに対する支払い金を用意できなくなる。さらに、現金を持つ者はそのまま沈黙する。ローン返済で信用出来る相手がいなくなるからだ。それが事態をさらに悪化させる。

そして、流動性危機の真の恐怖が訪れる:政策決定者の介入が非常に困難になるのだ。

FRBは、通常は利下げにより経済問題に対応する。FRBによる次月末までの利下げの公算について、昨日朝の時点で先物市場はほぼ100%確実と見込んでいる。またFRBは現金の不足する銀行に貸付もできる。昨日、海の向こうのFRBに該当する機関である欧州中央銀行は、すでに1,300億ドルを銀行側に貸し付けているが、必要なら無制限に資金を貸し付けると説明して、さらに240億ドルを追加投入した。

しかし、流動性が尽きると、通常の政策ツールは効果を充分発揮できなくなる。誰も貸付をしたくない場合、利下げは借り手にとってあまり貢献できない。銀行側に潤沢な資金を確保させても、金庫に現金が眠るだけでは効果が期待できない。

通常の政策が金融危機封じ込めに対してうまく機能しない場合には、FRBや、さらに重要なことに、米政府行政機関には、もっと外来的な手法も残されている。しかし、様々な事情により、とりわけ現政権の無能さを示す履歴を鑑みると、そこまでしないほうがいいだろう。

では、今回の危機が、1998年同様急速に過ぎ去るよう、望みを託してみよう。もっとも、私はそれを当てにしていないのだが。

だいぶ前から米国金融不安がしきりに叫ばれてるけど、実際どうなのか?
私自身は今のところ半信半疑の状態のままです。

つまり、すべて演出であって、それによって仕組んでる人間はまた大儲けするだけのことかもしれないという気もしてる。

実際これまではすべてがそうだったと言ってもいいだろう。
もちろん、米国にせよ、日本にせよ国の財政状態が非常に悪いのは間違いないんですが・・・

たとえば、日経平均の長期(月足)チャートを見ても、これは何も米国の状況がこんな風になったからとかいったことが原因ではなく、チャート的にはきれいなエリオット5波動が完了した形になっており、当然、今後二三年は下げ相場に向かうのが普通と思ってる。

メディアを使って、さももっともらしいことを言わせて市場参加者を煽るのは連中の常套手段だ。
これが、チャート通りじゃなく突発的に異常な動きをしてたりしたとかいうんならまた別なんやけどね・・・
そんなもので、今のところ本当にこの調子で米国が、さらには日本が破綻してしまうのか、それとも仕組んだものかという判断が私にはつかない。

とはいえ、日本国の借金を対GDP比で見ても、戦後のハイパーインフレ時の水準にかなり近づいているのもたしかで、最悪の準備も一応しておく必要はあると思ってます。

テーマ:株式投資 - ジャンル:株式・投資・マネー

コメント

嘘かまこと?

株価の暴落と地震?偶然でしょうか?
http://www.teamrenzan.com/archives/writer/tachibana/2000.html
絶対に関係あると思う。

こんにちわ^^

こないだの新潟・長野の地震が起こった時は、長野に地盤を持つ北野建設が直前二日間に大商いで暴騰してて、地震直後には高値で売り抜けてるような感じやったしね!

911NYの時も、同じく直前に航空業界の株や、ダウに大量の空売りが入ってたというし・・・

地震とかが人為的に起こしたような場合は間違いなく関係ありそやね!

どっちにしても

大暴落したら、外資が大手銀行の株を間違いなく買いあさりますから、便乗しようと思ってます。そして
しばらくすれば、株価も上がり始めるでしょう。ユダヤ国債資本が株価操作してますから、まず間違いありません。

予定調和?

役に立った警告(円高、地震、そして、石油危機)
http://www.teamrenzan.com/archives/writer/alacarte/suggestion.html

キリスト教でいう予定調和です¥ね

>komekoさん
みんなが売ってるタイミングにうまく買うことができたら成功するかもですね♪
うまいことやってください!

>高野さん
連山も、うち(メインブログで、ちょっと前に書いたこと)と、同じようなこと言われてますね。

「読者コラムニストが少ない為に年内に休刊を考えています。 『連山』の読者は急増しています。継続を希望される方は義務を果たしましょう・・・」

アクセス数が増えてても、読者が無反応だとやっぱり意欲落ちるもんね(^。^;;

うちが、転載じゃなかったら、投稿したい記事なんかもいっぱいあるんやけどなぁ・・・

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